思い出すのが辛い過去とか、
はずかしい過去とか、
忘れちゃいたい過去とか、
思い出したら、また怒りがよみがえってくる過去を、
なかったことにしたいとか、
ぽいっと捨てちゃいたい思ったりしますが、
それはもったいないことかもしれないです。
時として、わたしたちは自分の人生のある長い時期を否定したい、
重要なできごとを忘れてしまいたい、
などの誘惑にかられることがあります。
そういったものが痛みを伴っていれば、なおのことです。
けれども過去を消しさろうとするのは、
苦労して学んだ知恵を自分から奪うことにもなるのです。
出典:つい頑張りすぎる女性のための本
なかったことにしたい過去の中には、
自分の心の奥にしまいこんで、
なかったことのようにふるまえたりできるものがあるけれど、
離婚は、その類のものではなくて、
離婚したという事実と向き合わざるを得ませんでした。
離婚という過去を受け入れるには、
葛藤があり、時間もかかりましたが、
自分もひとも責めずに、
この貴重な経験からしっかり学んで次に活かそうと
静かに思えるようになってきました。
離婚して、よかったです。